Eagleの使い方:基板屋さんの設定ファイルを利用したDRC

今回は、基板屋さんの提供する設定ファイルを利用してDRCを行う手順を取り上げたいと思います。P板.comを例に実際にDRCを行っていきます。

P板.comから設定ファイルをダウンロードする

P版.comは国内のプリント試作サービス業者で、過去の記事でも取り上げていますので、P板.comでのプリント基板試作に興味がある方は、そちらも合わせてご覧ください。

P板.com
pban

DRCの設定ファイルは、次のリンク先にあるのでアクセスしましょう。
P板.com:ガーバーデータ出力方法「EAGLE」

drc_pban_dru_1

このページ内に、参考データとしてDRC設定ファイルが置いていあります。ここでは、
・2層板、パターン幅/間隔 0.127mm【標準】pban_5mil-l2.dru
をダウンロードして保存しておきましょう。

DRCの実行

ボード図ウインドウの左下にある、”DRC”ボタンをクリックします。
eagle_drc_1

DRC設定メニューが表示されるので、”File”タブの”load”ボタンをクリックします。
drc_pban_check_1

ファイルを選択するメニューが表示されますので、先ほどダウンロードしておいたファイルを指定して、”開く”をクリックします。
drc_pban_check_2

“Check”ボタンをクリックして、DRCを実行します。
drc_pban_check_3

問題がなければ、ボード図ウインドウの左下に”DRC: No errors”と表示されます。
drc_chk_ok_1

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