Eagle 7 Mac版を起動すると最初にコントロールパネルと呼ばれる画面が立ち上がります。この記事では、このコントロールパネルとディレクトリ設定について説明したいと思います。
Eagle 7 Mac版のControl Panel
Eagle 7 Mac版を起動するとControl Panel(コントロールパネル)と呼ばれるウインドウが表示されます。
コントロールパネルの左側は、ファイル・エクスプローラの様な階層構造を表示するメニューになっていて、以下のもので構成されています。
・Libraries : 部品のライブラリ
・Design Rules:デザインルール
・User Language Programs : ULPと呼ばれるユーザー言語
・Scripts : スクリプト
・CAM Jobs : CAM関連のJob
・Projects : PCBプロジェクトのファイル群
Windowds版と違って操作メニューは、ディスプレイ最上部のApplication Barに配置されます。
(Control Panel: Application Bar)
ウインドウと操作メニューが分かれている点が、Windows版と大きく異なる点です。
Eagleのディレクトリ設定
上記のメニューには、あらかじめ設定されているディレクトリのファイルしか表示されません。そこで自分用のディレクトリを各々設定しておきます。自分用ディレクトリを設定しておくと、Cadsoftから提供されるファイルと自分で作成したファイルを区別する事が出来る点、ソフトウエア・アップデートの影響を受けない等の利点があります。
上部Application Barのメニューで、Options→Directories…を選択します。
ディレクトリ設定のウインドウが表示されますので、任意のディレクトリを設定します。”:”で区切ってディレクトリをフルパスで記述して追加していきます。また、Brows…ボタンで起動するメニューでディレクトリを指定する事も可能です。
設定終了後にOKボタンをクリックして設定を保存します。三角のアイコンをクリックすると追加したディレクトリを確認できます。
Sponsored Link