LPCXpresso IDEとターゲット基板の接続準備も終了しましたので、サンプルのプログラムをワークススペースにインポートしていきましょう。サンプルプログラムは、LPCXpresso IDEをインストールしたディレクトリ内にZIPで保管されています。
NXP_LPCXpresso1114-302_2011-02-07.zip
CMSISv2p00_LPC11xx.zip
の2つはインポートしておきましょう。バージョンや日付の部分は最新のものを選択します。またターゲットがLPC1114以外の場合は相当するファイルで構いません。
これらは一般的なサンプルプログラムとCMSIS関連のサンプルとなります。
CMSISとは、”Cortex Microcontroller Software Interface Standard”の略で、 ARM 社が中心になって定めた規格です。この規格に従えば、他のメーカの Cortex 内蔵マイコンを使用する場合にもソフトウェアの再利用ができます。(詳しくは、ARM社の Web ページ Cortex Microcontroller Software Interface Standard参照)
またワークスペース中に、これらの関連ファイルがないと、CMSISを使ったプロジェクトがビルドできないのでインポートしておく必要があります。
インポートは、LPCXpresso IDE左下のQuick Start -> Import Project(s)から行います。
インポートするZipファイルを選択して、Nextをクリックします。
Zipファイル中のプロジェクトのリストが表示されます。とりあえず全てインポートする設定にしておきましょう。Finishをクリックすればインポートは完了します。
この作業を、
C:\nxp\LPCXpresso_5.2.6_2137\lpcxpresso\Examples\NXP\LPC1000\LPC11xx\CMSISv2p00_LPC11xx.zip
C:\nxp\LPCXpresso_5.2.6_2137\lpcxpresso\Examples\NXP\LPC1000\LPC11xx\NXP_LPCXpresso1114-302_2011-02-07.zip
の2つのファイルについて行えば良いことになります。バージョンや日付は最新のものを選択しましょう。
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