Atmel Studioのサンプルプロジェクト入手について、今回は取り上げたいと思います。
参考となるプロジェクトがあると、やはり助かるものですが、以下の内容は、ASF(Atmel Software Framework)のサンプルが対象になります。
サンプルプロジェクトの入手
サンプルプロジェクトの入手は、”Start Page”→”New Example Project…”から行います。
(Start Page → New Example Project…)
“File”→”New”→”Example Project…”からも行えます。
(File → New → Example Project…)
サンプルプロジェクトをロードするメニューが起動します。
“New Example Project From ASF or Extensions”が表示されます。
(New Example Project From ASF or Extensions)
All Projectsの三角形のアイコンをクリックすると、プロジェクトのリストが展開されます。
記事執筆時点では、Atmelの提供するもので、3421個のサンプルがある様です。ASFにはバージョンもあり、この例では、3.19.0になっていますが、リストから選択できます。
数が多いですが、デバイス・ファミリーでフィルタリング可能です。
同じく”Drivers”や”Services”といったカテゴリでもフィルタリング可能です。
上部右側に検索窓があるので、フリーワードによる検索も可能です。
探していたプロジェクトが見つかったら選択します。
下の方に、保存するプロジェクト名やディレクトリを指定する項目があるので記入します。
サンプルプロジェクトの選択とプロジェクト名の記入などが全て終了したら、右下にある”OK”ボタンをクリックします。
“Creating Example Project… Please Wait…”と表示され、プロジェクトの作成が始まります。
プロジェクトの作成が終わると、ソースファイルを始めとするサンプルプロジェクト全体を利用する事ができます。ファイルメニューなどからプロジェクトの保存を行っておきましょう。
“Solution Explorer”や”ASF Explorer”で、プロジェクトの構成を確認できます。
以上で、サンプルプロジェクトの入手は完了です。この様に、”ASF Board Project”が対象で、従来からある”GCC Executable Project”については、この様な洗練された手順はありませんが、”GCC Executable Project”これから基本的な事を一通り取り上げていく予定ですので、参考にして頂けたらと思います。
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