Atmel Studioでのプロジェクト作成手順について、説明していきたいと思います。
Atmel Studioのプロジェクト開発リソースは、ソースプログラムを始めとして特定のプロジェクト・ディレクトリに保存されますが、新規プロジェクトの際に、そのデータ構造を特に意識する必要はありません。
Atmel Studioの新規プロジェクト作成
新規プロジェクトの作成は、”Start Page”→”New Project…”から行います。
同じく”File”→”New”→”Project…”からもプロジェクトの新規作成が行えます。
“New Project”メニューが表示されます。
プロジェクトには、以下の5種類があります。
GCC C ASF Board Project:
“Atmel Software Framework”を利用したプロジェクトの場合選択します。
GCC C Executable Project:
C言語による”Executable Project”です。旧来のAVR Studioと同じプロジェクトになります。
GCC C Static Library Project:
C言語による”Static Library”を作成する場合に選択します。
GCC C++ Executable Project:
C++言語による”Executable Project”を作成する場合に選択します。
GCC C++ Static Library Project:
C++言語による”Statib Library Project”を作成する場合に選択します。
以下、”GCC C Executable Project C/C++”を選択した場合を例に説明していきます。
(GCC C Executable Project C/C++)
プロジェクトの名前”Name”とディレクトリ”Location”を記入します。”Solution name”は、通常”Name”と同じ名前が自動入力されます。
全てを記入後、”Create directory for solution”にチェック入れて、”OK”ボタンをクリックします。
“Device Selection”のメニューが表示されるので、ターゲットのデバイスを選択します。後から、”Project”→”(Project Name) Properties”から変更可能なので、決まっていない場合は、候補デバイスを適当に指定しておきます。
“OK”ボタンをクリックするとプロジェクトが作成され、メインのソースファイルが表示されます。
“Solution Explorer”でプロジェクトのリソース構成を確認する事ができます。
新規作成したばかりのプロジェクトなので、この例では最低限のリソースしかありません。
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