Atmel Studioではプロジェクト作成後に、プロジェクトの設定を変更する事ができます。
ターゲットデバイスやツールチェーンの設定などを始めとした詳細設定が行えますが、ターゲットデバイスの変更については、デバイスに依存する部分はコード変更等が必要になる可能性があります。なおAtmel社のマイコンは、製品間の移植性が比較的高いです。データシートが共通になっている様な製品群については、ほとんど手を付ける必要がない場合も多いです。
Atmel Studioのプロパティ設定
プロジェクトのプロパティ設定は、”Project”→”(Project Name) Properties…”から行います。
プロジェクトのプロパティ設定は、”Build”、”Build Events”、”Toolchain”、”Device”、”Tools”、”Advanced”のタブに分かれています。
“Build”タブ
ビルド関連の設定を行います。
(Build)
“Build Events”タブ
ビルドイベント関連の設定を行います。
(Build Events)
“Toolchain”タブ
ツールチェーン関連の設定を行います。
(Toolchain)
“Device”タブ
ターゲットとなるデバイスの設定を行います。デバイスを変更したい場合は、”Change Device..”ボタンをクリックして、デバイスを選択します。
(Device)
“Tools”タブ
デバッガやプログラマの指定や設定を行います。実機ターゲットを接続した開発でよく利用するタブです。
(Tool)
“Advanced”タブ
その他の詳細設定を行うタブです。
良く使用するタブについては、今後の記事で設定方法を取り上げていく予定です。
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