Eagle 7 Mac版:ライブラリ-既存シンボルを編集して新規シンボルを作成

Eagle 7 Mac版で、既存シンボルを編集して新規シンボルを作成する方法を解説します。

この作業は、記事「Eagle 7 Mac版:ライブラリ-既存デバイスを編集して新規デバイスを作成」で取り上げた、既存デバイスを利用して、新規デバイスを作成する手順、
(1)類似デバイスをライブラリにコピーする
(2)類似デバイスのシンボルを編集して新しいシンボルを作成する
(3)類似デバイスのパッケージを編集して新しいパッケージを作成する
(4)新規デバイスを作成して上記のシンボルとパッケージを登録する
の(2)の作業に該当します。

新規シンボルの作成

ライブラリに新規シンボルを作成します。OP07CPのシンボル名をOP_OP07CPとして作成します。ライブラリ編集ウインドウの上部にあるSymbolアイコンをクリックします。

(Symbol Icon)
eagle7mac_symbol_from_ex_1

Editメニューが表示されます。

(Edit)
eagle7mac_symbol_from_ex_2

New欄に新規作成するシンボル名OP_OP07CPを記入してOKボタンをクリックします。

(Edit: New)
eagle7mac_symbol_from_ex_3

新規シンボルを作成するか確認されるので、Yesボタンをクリックして先に進みます。

(Warning)
eagle7mac_symbol_from_ex_4

元のデバイスのシンボルをコピーする

次に元のデバイスのシンボルを開きます。ウインドウ上部のSymbolアイコンをクリックします。

(Symbol Icon)
eagle7mac_symbol_from_ex_1

コピー元のデバイスAD711のシンボルOP_OFFSET+-VSを選択してOKボタンをクリックします。

(Edit: OP_OFFSET+-VS)
eagle7mac_symbol_from_ex_5

シンボルOP_OFFSET+-VSが表示されます。

(OP_OFFSET+-VS Symbol)
eagle7mac_symbol_from_ex_6

ウインドウの左側にあるCopyアイコンをクリックします。

(Copy Icon)
eagle7mac_symbol_from_ex_7

ウインドウの左側にあるGroupアイコンをクリックします。

(Group Icon)
eagle7mac_symbol_from_ex_8

マウスで左クリック後ドラッグして、グループ選択する事が出来ます。

(Left-click&drag to define group)
eagle7mac_symbol_from_ex_9

AD711のシンボルOP_OFFSET+-VS全体を選択します。

(Define Group)
eagle7mac_symbol_from_ex_10

選択後、コピーモードに自動的に戻ります。この状態でグループ化されているシンボル上で右クリックするとポップアップメニューが表示されるので、Copy: Groupを選択します

(Right Click→Copy: Group)
eagle7mac_symbol_from_ex_11

これでシンボル全体がコピーが終了しました。再度、コピー先のライブラリに戻って作業します。

新規作成したシンボルに元のシンボルをコピーする

ライブラリ編集ウインドウの上部にあるSymbolアイコンをクリックします。

(Symbol Icon)
eagle7mac_symbol_from_ex_1

コピー先のシンボルOP_OP07CPを選択して、編集画面を開きます。

(Edit: OP_OP07CP)
eagle7mac_symbol_from_ex_12

シンボルOP_OP07CPが表示されたら、ウインドウ左側にあるPasteアイコンをクリックします。

(Paste)
eagle7mac_symbol_from_ex_13

左クリックでコピーしていたAD711のシンボルをペーストします。

(Left-click to place object)
eagle7mac_symbol_from_ex_14

配置を終了したシンボルです。

(Place Object)
eagle7mac_symbol_from_ex_15

コピーしたシンボルを編集する

コピーしたシンボルを編集して仕上げていきます。ピン名やテキスト名の変更は、Infoアイコンをクリックした後、編集したいオブジェクトをクリックします。

(Info Icon)
eagle7mac_symbol_from_ex_16

ピン設定のメニューです。

(Properties of Pin)
eagle7mac_symbol_from_ex_17

テキスト設定のメニューです。

(Properties of Text)
eagle7mac_symbol_from_ex_18

ボード図同様、Moveコマンドでオブジェクトを移動できます。また、グリッドの間隔を調整も可能で、作図の操作方法に大きな違いはありません。これらのコマンドを使用して調整を行います。

(OP_OP07CP Symbol)
eagle7mac_symbol_from_ex_19

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