今年は、エルニーニョ現象が起きているので冷夏傾向と思っていましたが、猛暑日連発という非常に暑い夏になっています。これは、インド洋の熱帯域で起きたダイポールモード現象によるものだそうです。
本当に地球は広く自然現象は複雑で予測は難しいものですが、この記事では、そんな暑い真夏に威力を発揮するサーモス社製のステンレス・タンブラーを紹介したいと思います。
サーモス真空断熱タンブラーとは?
サーモス社は、1904年に世界初の魔法瓶を製品化し、また1978年には、真空ステンレス製の魔法瓶を世界で初めて開発した世界最大の魔法瓶メーカーです。そのサーモス社が販売しているステンレス製タンブラーが、サーモス真空断熱タンブラーです。
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サーモス真空断熱タンブラーの保冷・保温能力
最近は、他社からも類似のステンレス製タンブラー製品も出ていますが、実際のところ保冷・保温能力に差はあるのか調べてみる事にしました。実験には、
・サーモス真空断熱タンブラー:400ml
・類似品:430ml
を使用しています。
(1)保冷能力の比較
実験条件:
・ロックアイス2個と350mlの水を入れ水温の経過を観察
・室温 32℃
(2)保温能力の比較
実験条件:
・約90℃のお湯を350ml入れ経過を観察
・室温 32℃
類似品は、総合スーパーで購入したもので価格は、サーモス社製のタンブラーの半額以下でしたが、そういった製品でも機能的には同等で問題なさそうです。
なお高温側は、低温ほど温度を保つ能力はありません。高温側は氷のような物がありませんし、室温との差が大きいのも要因の一つでしょう。
サーモス真空断熱タンブラーの魅力
以上の様にステンレス製の真空断熱タンブラーの機能的な特徴として、
・保冷力に優れる
・結露しない
が挙げられます。特に湿度の高い日本では、「結露しないという」のは好ましいです。サーモス真空断熱タンブラーは、これらに加えて、
・とても持ちやすい形状に加工されている
・飲み口のふちが非常に薄く飲みやすい
という特徴があります。特にふちの形状の加工の仕上がりは、特筆すべきものがあります。
これらの写真を見ても判る様に、サーモス製品は、飲み口の部分が非常に薄く加工されています。この部分は、真空断熱層が、ほとんど無い事が推察できますが、飲み物をここまで入れる事は実使用上おそらくないので、この部分は気にしないでも良いのでしょう。
持ちやすく、しっくりくるフォルムと飲みやすい飲み口の仕上がりは素晴らしく、とても良く考えられたデザインだと思います。
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