LTspiceのシミュレーション波形のデータ圧縮設定について解説します。
シミュレーション実行後、その波形データは、回路図ファイルと同じディレクトリに、.rawファイルとして保存されます。このデータは、デフォルトで圧縮されており、レンジが大きくなると微小な信号波形は、影響を受けて変形されます。データ圧縮は、コントロールパネルのCompressionタブにある、Enable 1st Order Compressionと、Enable 2nd Order Compressionのチェックを外す事で解除する事が可能です。
また、回路図中に次のオプションを記述する事でも、データ圧縮を解除する事が可能です。
.options plotwinsize=0
ただし、長時間の過渡解析などの場合は、データが何倍も大きくなる事に注意が必要です。
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