LTspice入門:コントロールパネルSave Defaultsタブの設定

LTspiceのコントロールパネルでは、様々な設定を行う事ができます。コントロールパネルには、9つのタブがあり各カテゴリの設定メニューがありますが、今回は、Save Defaultsタブについて取り上げていきたいと思います。

コントロールパネルは、アイコンかメニューのTool→Control Panelから開きます。なお、アイコンやメニューについては、記事「LTspice入門:インターフェース」を参照して下さい。

コントロールパネルのSave Defaultsタブは、次の様な画面となっています。

(Control Panel: Save Defaults)
ltwin_cont_savedef_1

Save Defaultsタブの設定は、.saveコマンドでデータ保存に関する設定をしていない場合に適用されます。各メニューにチェックを入れると、下記の設定が有効化されます。

Save Device Currents[*]
各エレメント(部品)に流れる電流を保存します。

Save Subcircuit Node Voltages[*]
サブサーキット内部の各ノードの電圧を保存します。

Save Subcircuit Device Currents[*]
サブラーキット内部の各エレメント(部品)に流れる電流を保存します。

Don’t save Ib(), Ie(), Ig(), or Ix()[*]
トランジスタのベース電流、エミッタ電流、FETのソース電流、ゲート電流、サブサーキットの各ピン電流を保存しない設定にします。

Save Internal Device Voltages
一般ユーザーは利用しない、Linear Technology社用の設定メニューです。

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