Eagleのライブラリ:基本構成と作成

今回は、Eagleのライブラリについて説明したいと思います。
今までは、PCB試作の為の回路図、ボード図の設計関連がメインでしたが、今回からは、ライブラリについて取り上げていきます。

Eagleのライブラリ構成

Eagleのライブラリは、以下のもので構成されています。
シンボル:回路図用のシンボル
パッケージ:ボード図用のフットパターン
デバイス:シンボルとパッケージが紐づけされた組み合せ

Eagleのライブラリを新規作成する

Eagleのコントロールパネルのメニューから、”File”→”New”→”Library”を選択します。
eagle_lib_new_1

ライブラリの編集ウインドウが表示されます。
eagle_lib_win_1

メニューの”File”→”Save as…”を選択します。
eagle_lib_save_as_1

ライブラリのファイルを何処に保存するか聞かれるので、任意の場所、名前で保存します。
eagle_lib_save_as_2

ここでは、事前に登録してあるライブラリ・ディレクトリにファイルを保存しました。
eagle_lib_save_as_3

ディレクトリの設定については、こちらを参照ください。

なぜ自分用のライブラリを作成するのか

自分でライブラリを作る理由としては、以下のようなものが考えられます。
・デフォルトのライブラリに登録されていない部品を使用する。
・自分の好みのシンボルやフットパターンを使用したい。
・シルクパターン等をデフォルトであるものから変更したい。

次回以降からは、ライブラリを構成するシンボルやパッケージ、デバイスの整備方法を取り上げていく予定です。

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