Eagleのライブラリ:他ライブラリからのデバイスのコピー

今回は、あるライブラリのデバイスを他のライブラリに丸ごとコピーする方法を説明していきます。
この作業は、自分で作成したライブラリに、既存のライブラリからデバイスをコピーして、それを元に自分オリジナルのシンボル、フットパターン、デバイスを追加する時などに必要になります。

ここでは例として、デフォルトでインストールされている”analog-devices.lbr”から”test_lib.lbr”へデバイス”AD711″をコピーしてみます。

コピー先のライブラリを開く

まずコピー先のライブラリのウインドウを開きます。この例では、Eagleのコントロールパネルで、”test_lib.lbr”をダブルクリックします。
eagle_lib_open_1

ライブラリ編集用のウインドウが開きます。
eagle_lib_open_2

コピー元のライブラリからデバイスをコピーする

コピー先のライブラリの編集ウインドウが開いている状態で、再びEagleのコントロールパネルに戻ります。コピー元のライブラリのディレクトリを展開してライブラリに含まれているデバイスのリストを表示させます。
eagle_lib_anadev_open

コピーするデバイスにマウスのカーソルをあわせて、マウスを右クリックします。ポップアップメニューの”Copy to library”を選択します。ここでは、例として”AD711″を選択しています。
eagle_lib_ad711_copy_1

コピー先のライブラリに、デバイス”AD711″がコピーされます。
eagle_lib_ad711_copy_2

→その他のEagle関連情報

Sponsored Link