LPCXpresso: sprintfの使い方

今回は、LPCXpressoで、sprintfを使う方法を取りあげたいと思います。

sprintfとは?

sprintfは、printfと同じ出力を文字列に格納します。

#include 
int sprintf(char *string, const char *format, ... );

書式のformatが利用できるので、文字列編集の効率を上げる事ができます。ここで書式formatは、printfに準じており、const char *formatが書式指定文字列、char *stringが格納文字列となります。

使用例

以下、簡単な使用例を挙げておきます。

unsigned int val;         //unsigned int value
char string[16] = {'\0'}; //string
val = 124;
sprintf( string, "Value is %.4d", val );

この例では、
・stringが格納文字列
・unsigned int値のvalを書式指定で文字列化
最終的に、stringの内容は、”Value is 0124″となります。

ライブラリの設定

sprintfを使用する場合は、ライブラリの設定が必要です。きちんと設定しておかないとコンパイルエラーが生じます。

ウインドウ上部のメニューから、”Project” → “Properties”を選択します。
lpc_sprintf_setting_1

設定ウインドウが表示されます。ウインドウ左側のメニューから、”C/C++ Build”の”Settings”を選びます。更に”Tool Settings”タブを選択後、タブ中の”MCU Linker”の”Managed Linker Script”をマウスでクリックします。

lpc_adc_3

設定項目”Library”を”Redlib(semihost)”に設定すれば、作業は終了です。

lpc_sprintf_setting_2

→その他のLPCXpresso関連情報

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