前回の記事では、Jw_cadのデータをNCVCで読み込みました。今回は、読み込んだデータから、NCデータを生成する方法を説明したいと思います。
NCデータの生成は、「ファイル」→「NCデータの生成」→「標準生成」から行います。
NCデータ生成のメニューが表示されます。
NCファイル名:
生成するNCデータのファイル名を入力します。NCVCのデフォルトの拡張子は、.ncdです。
切削条件ファイル名:
切削条件を記録してある.nciを指定します。
切削条件ファイル.nci詳細については、記事「NCVC入門:切削条件の設定」を参照してください。
「OK」ボタンをクリックすると、NCデータが生成されます。
加工情報には、切削長やトータル加工時間が表示されます。
ビュー画面では、XYZ、XYなどの視点から切削工具先端を軌跡を確認できます。上図のXYZ表示は、立体的なイメージを把握しやすい表示です。
XY表示は平面図上で、同じく切削工具先端が描く軌跡を確認できます。
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