前回の記事では、NCVCでNCデータを生成しました。生成された.ncdファイルをCNC加工機を制御するCNCソフトで読み込めば、加工を行う事ができますが、NCVCでは、この加工をシミュレートできる「トレース」という機能があります。加工前にトレース機能を使用して、事前に誤りがないか確認できるので、非常に便利な機能です。
トレースは、ウインドウ上部にある「トレース実行」アイコンをクリックして行います。
トレースは、切削工具の先端の動きをシミュレーションする機能ですが、トレース速度は、低速、中速、高速のうちから選ぶ事ができます。高速は早送りの様なイメージです。
トレースを実行すると、切削工具の先端の動きが画面にされていきます。
工作開始から終了までの動きを、実際の作業前に確認する事ができます。
Sponsored Link