LTspiceのファイル作成や保存、印刷といった操作方法を整理しておきます。
操作は、主にウインドウ上部にある”File”メニューで行います。また新規作成など使用頻度の高いものについては、アイコンも用意されています。
ファイルメニュー
“File”関連メニューは、上からファイル操作関連、印刷関連、最近使用したファイルの順に並んでいます。
新規作成と既存ファイルを開く
ファイル操作関連のメニューを順に見ていきたいと思います。
回路図ファイル(Schematic)の新規作成は、”File”→”New Schematic”で行います。
回路図シンボル・ファイル(Symbol)の新規作成は、”File”→”New Symbol”で行います。
既存ファイルを開く場合は、”File”→”Open…”で行います。
ファイルを開くメニューが表示されます。
(File→Open…→Open an existing file)
フィルター(Filter)で、ファイルの種類を選択できます。
LTspiceで扱うファイルの拡張子と種類は、以下の通りです。
Schematics(*.asc)
回路図ファイルです。
Netlists(*.cir,*.net,*.sp)
SPICEのネットリストのファイルです。
Waveforms(*.raw,*.fra)
シミュレーション結果のファイルです。
Discreats(*.bjt,*.cap,*.dio,*.ind,*.jft,*.mos,*.res)
ディスクリート部品のライブラリ・ファイルです。
Symbols(*.sym)
回路図シンボルのファイルです。
保存と閉じる
ファイルの保存や閉じる場合も、”File”メニューから行います。
“File”→”Save”で上書き保存になります。
“File”→”Save As”で名前を付けて保存になります。
“File”→”Close”で、開いているファイルを閉じる事ができます。
印刷
ファイル操作関連の下には、印刷関連のメニューが並んでいます。
“File”→”Print Setup…”で印刷設定を行えます。
“File”→”Print Preview”で印刷プレビューする事ができます。
LTspiceの終了
“File”→”Exit”で、LTspiceを終了します。
ファイル関連のアイコン
ファイル操作関連は以下のアイコンが用意されていて、新規作成(New)、既存ファイルを開く(Open)、上書き保存(Save)が行えます。
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