2014年も残り僅かとなりました。そこで今回は少し趣向を変えて2014年のヒット商品を取り上げてみたいと思います。ただし、このサイトは「ものづくり」のサイトですので、その観点から商品をピックアップしていきます。
・iPhone 6/6 Plus
今年は、新型iPhoneが発売されました。やはり大きな変化は、画面サイズの大きい6 Plusがラインナップに加わった事でしょう。リリース時は、いろいろと言われましたが、それも期待の大きさの裏返しだったのか、結局、世界各国で順調にセールスを伸ばしている様です。
(Apple Store)
→Apple Store Japan
・Chrome Cast
テレビに差すだけで動画等を気軽に楽しめるChrome Castですが、日本でも今年発売となりました。発売当初は動画配信サービスに限りがあったものの、健闘しているのではないかと思います。米Amazon社をはじめとして似たようなコンセプトの製品を出してきているので、もしかすると今後の伸びしろが想像以上にある製品分野なのかも知れません。
・フリクションいろえんぴつ
こすって消えるボールペンの色鉛筆版です。正直、子供の時にあったら便利だったろうなと思います。
(パイロット フリクションいろえんぴつ12本セット-ブルー)
【Amazon】
・タブレットデバイス
低価格のAndroidからWindows 8タブレットまで選択の幅がひろがりました。実際、通勤電車や町中で見かけるのも日常的な風景です。デジタルデバイスの入り口が、パソコンではなくタブレットやスマートフォンになっているという点は注目すべき点かも知れません。
(ASUS ME176-BL16 タブレット-ブルー)
【Amazon】
まあピンキリな面が多いガジェットですが、自分に使い方にフィットしたものがあれば良いデバイスだと思います。
・ジェルボール洗剤
欧米では、2000年頃には発売開始されていた様ですが、日本では今年発売されヒットしているジェルタイプの洗剤です。誰もが考えそうなアイディアですが、実は奥が深いようで、日本市場に合わせた商品開発に長い時間を要したそうです。でも、洗濯物が少ない場合には、やはり勿体ないですよね。
(アリエール パワージェルボール 500g)
【Amazon】
・スズキ ハスラー
往年の名バイクの名前でしたので、てっきり二輪車かと思いましたが、SUVカテゴリの軽自動車です。好き嫌いが分かれるでしょうが、思わず車種名を確かめたくなるインパクトのあるデザインである事は確かです。公式サイトやテレビCMには、鳥山明さんのイラストが使われていますが、商品のイメージにピッタリですね。
(スズキ ハスラー)
→SUZUKI ハスラー
年々縮小していく国内市場ですが、近年各メーカーが個性的な軽自動車を出してきています。
・キングジム デジタル耳栓
ポメラなどユニークな商品を出してくるキングジムの製品です。同社の特徴の一つは割り切った商品企画とも言えますが、デジタル耳栓は正にキングジムでしか出せないような商品ではないでしょうか。ノイズキャンセル技術で雑音をカットするのが特徴です。
(キングジム デジタル耳せん MM1000 ホワイト)
【Amazon】
受験生には、お薦めかも知れませんが、かえって眠くなってしまうかも。確かに、昔は移動中に仮眠する時等は、ノイズキャンセルのヘッドフォンを使っていました。
・芯折れしないシャーペン
芯折れしないシャープペンシルが今年発売されています。ぺんてる「オレンズ」とプラチナ万年筆「オ・レーヌ シールド」が代表的な商品となりますが、「オレンズ」に至っては、0.2mmの極細芯です。
(ぺんてる シャープペンシル オレンズ)
【Amazon】
(プラチナ萬年筆 オレーヌ シャープペン)
【Amazon】
文具の商品名は、ダジャレっぽくて機能が連想できるものが多いですね。おそらく真剣に会議を開いて決めているのでしょう。想像するだけで面白いです。
まとめ
今回の記事では、2014年のヒット商品を振り返って見ました。日頃使用する文具品などの成熟市場でもアイディアと工夫次第で面白い物が創れるという事が判り、「ものづくり」の参考にできるのではないでしょうか。来年も創意工夫に溢れた商品が出てくる事を期待したいと思います。
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