LTspice入門:Mac版の階層設計

Mac版LTspiceで階層設計を行う場合は、ピン/ポートを配置した回路図を作成した後、”Open this Sheet’s Symbol”を選択します

階層設計の回路図作成

まずは回路を設計します。

(Schematic View)
ltsp_mac_sbckt_1

“Right Click”→”Draft”→”Net Name”を選択します。”Net Name”メニューが表示されるので、ピンを配置していきます。

(R Click→Draft→Net Name)
ltsp_mac_sbckt_2

配線の終点部に”Label Net”を置いてピン/ポートを配置していきます。

(Enter Net Name)
ltsp_mac_sbckt_3

“Port Type”で”Input”(入力)、”Output”(出力)、”Bi-Direct.”(双方向)を選択します。

(Enter Netname, Input)
ltsp_mac_sbckt_4

ピン/ポートを全て配置して回路図を完成させます。

(Schematic View)
ltsp_mac_sbckt_5

階層設計のシンボル作成

“Hierarchy”→”Open this Sheet’s Symbol”を選択します。

(Hierarchy→Open this Sheet’s Symbol)
ltsp_mac_sbckt_6

シンボルを自動生成するかメッセージが表示されるので、”Yes”を選択します。

(Message)
ltsp_mac_sbckt_7

シンボルが自動生成されます。

(Symbol View)
ltsp_mac_sbckt_8

必要に応じてシンボルを編集していきます。

(Symbol View)
ltsp_mac_sbckt_9
編集が完成したら、シンボルを保存しておきます。

回路図中への配置

階層設計のシンボルも通常のシンボルと同様の方法で、回路図中に配置する事が出来ます。またシンボルを右クリックすると属性の編集も行えます。

(R Click)
ltsp_mac_sbckt_inst_1x
“Open Symbol”でシンボル編集、”Open Schematic”で回路図編集が行えます。

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