ATmega1284Pは入手性も良く価格も手頃なAVRマイコンです。今回は、そのATmega1284Pのピン配置とライタ、デバッガとの接続方法について説明していきたいと思います。
40ピンDIPのATmega1284P
DIPパッケージのATmega1284Pは、ユニバーサル基板やブレッド・ボードで使用できますので、初心者の方やちょっとした試しの開発には向いたデバイスと言えます。40ピンのDIPパッケージで、ピン配置は次図に示す通りです。
ライタとの接続
AVRISP mkII等のライタと直接接続するピンは、次図の赤線で囲ったピンになります。
なおAVCCにも電源を供給しておく必要があります。ISPのピンとATmega1284Pのピンを次表の様に対応させておきます。
AVR ISP mkII | ATmega1284 |
---|---|
1.MISO | 7.MISO |
2.VTG | 10.VCC |
3.SCK | 8.SCK |
4.MOSI | 6.MOSI |
5.RESET/ | 9.RESET/ |
6.GND | 11/31.GND |
ライタとATmega328Pとの接続イメージは、次図となります。
(ATmega1284P: ISP Wire Settings)
Atmel JTAGICE3とのJTAG接続
JTAGデバッグ時にJTAGICE3等のデバッガと直接接続するピンは、次図の赤線で囲ったピンになります。
なおAVCCにも電源を供給しておく必要があります。JTAGICE3の10ピンコネクタ基板のピンとATmega1284Pのピンを次表の様に対応させておきます。
JTAGICE3 | ATmega1284 |
---|---|
1.TCK | 24.TCK |
2.GND | 11/31.GND |
3.TDO | 26.TDO |
4.VTG | 10.VCC |
5.TMS | 25.TMS |
6.nRST | 9.RESET/ |
7.NC | - |
8.nTRST | - |
9.TDI | 27.TDI |
10.GND | 11/31.GND |
JTAGICE3とATmega1284Pとの接続イメージは、次図となります。
(ATmega1284P: JTAG Wire Settings)
なおATmega1284Pの技術情報については、下記リンクで入手可能です。
Sponsored Link