Eagle Ver.7で基板製造業者などが提供するルールファイルを使用してDRCを行う方法について解説します。
ルールファイルの入手
まず、試作を予定している基板製造業者からEagle用のルールファイルを入手します。ここでは、P板.comを例として取り上げたいと思います。
P版.comは国内のプリント試作サービス業者で、過去の記事でも取り上げていますので、P板.comでのプリント基板試作に興味がある方は、そちらも合わせてご覧ください。
DRCの設定ファイルは、次のリンク先にあるのでアクセスしましょう。
P板.com:ガーバーデータ出力方法「EAGLE」
このページ内に、参考データとしてDRC設定ファイルが置いていあります。ここでは、
・2層板、パターン幅/間隔 0.127mm【標準】pban_5mil-l2.dru
をダウンロードして保存しておきましょう。
DRCの実行
ボード図ウインドウの左側にある、DRCアイコンをクリックします。
DRC設定メニューが表示されるので、Fileタブのloadボタンをクリックします。
ファイルを選択するメニューが表示されますので、用意してあるファイルを指定します。
ルールファイルの内容がロードされます。Checkボタンをクリックして、DRCを実行します。
(Loaded Settings)
問題がなければ、ボード図ウインドウの左下にDRC: No errors.と表示されます。
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