KiCadは、オープンソースで開発されている電子回路基板設計CADです。今回は、そのインストール方法を取り上げます。
KiCadとは?
KiCadは、Jean-Pierre Charras氏によって開発が開始されたオープンソースの電子回路基板設計CADです。Windows、Linux、Mac OS上で動作し、無料で使用する事ができます。この記事執筆時点での最新バージョンは、4.0.0 rc1ですが、”release candidate”で安定版ではありません。また安定版は、-stable-2013.07.07-BZR4022となりますが、KiCadの公式ホームページでは、”It is not recommended for new designs”と書かれており使用を推奨されていません。そこで、easylaboでは、将来の事も踏まえて、4.x系をメインに使い方を紹介していく予定です。
KiCadの入手とインストール
KiCadは、KiCad: Downloadから入手可能です。この記事では、Windows版を例にインストール方法を解説してきます。
ダウンロードしたインストーラーを起動して、Windowsの「ユーザーアカウント制御」が表示される場合は、「はい」を選択して先に進みます。
Welcome to Kicad 4.x Setupが表示されます。Next>ボタンをクリックして先に進みます。
インストールするコンポーネントを選択します。通常全て選択しておいて問題ありません。
インストール先を選択して、Installボタンをクリックします。
インストールが開始されます。
インストールか完了します。Finishボタンをクリックして終了します。
起動したKiCadのメイン画面です。
以上で、KiCadのインストール作業は終了です。
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