LTspiceでバス配線を使用する方法を解説します。
バス配線を作図する手順は、元となる配線を作図しておいてから、ラベルネットでバス配線の設定をします。まず、Label Netアイコンをクリックします。
Net Nameのメニューが表示されます。N本のバスを構成する場合、
ラベル名[0:N-1]
と記入します。この例では、4本のバス構成としています。
バスの構成の確認メッセージが表示されます。この例では、DIG[0]、DIG[1]、DIG[2]、DIG[3]の4本のバスである事の確認を求められています。問題なければ「はい」をクリックして先に進みます。
バスにする配線にラベルを設定します。
バスから各信号の配線を引き出すには、BUS tapをバス線に配置してから、配線を引き出します。メニューのEdit→Place BUS tapを選択します。
バス上に、BUS tapを配置します。
配線をBUS tapから引き出します。
バスから引き出した配線に信号名をつける為、Label Netアイコンをクリックして、Net Nameメニューを表示させます。任意の信号名を記入して、OKボタンをクリックします。この例では、DIG[0]に設定しています。
バスから引き出した配線に、信号名を設定する事ができました。
以上の作業を繰り返して、バスを完成させていきます。
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