LTspiceのコントロールパネルでは、様々な設定を行う事ができます。コントロールパネルには、9つのタブがあり各カテゴリの設定メニューがありますが、今回は、Waveformsタブについて取り上げていきたいと思います。
コントロールパネルは、アイコンかメニューのTool→Control Panelから開きます。なお、アイコンやメニューについては、記事「LTspice入門：インターフェース」を参照して下さい。
コントロールパネルのWaveformsタブは、次の様な画面となっています。
(Control Panel: Waveforms)
Plot data with thick lines[*]
このオプションにチェックを入れて有効化すると、波形表示プロットのグラフの線が太線表示になります。
Use radian meeasure in waveform expressions[*]
このオプションにチェックを入れて有効化すると、角度の単位をラジアンになります。デフォルトでは、チェックが入っておらず、角度の単位は度です。
Replace “Ohm” with capital Greek omega[*]
このオプションにチェックを入れて有効化すると、抵抗値の単位(オーム)をギリシャ文字の大文字オメガ(Ω)で表示します。
Font[*]
このメニューでは、回路図中で使用する文字フォントを設定する事ができます。文字フォントは、System、Arial、Arial Narrow、Courier Narrow、Tahoma、Times New Roman、Verdanaの7つから選択します。
Font point size[*]
文字フォントがSystem以外の場合、このメニューで文字フォントの大きさを設定する事ができます。
Bold Font[*]
このオプションにチェックを入れて有効化すると、文字が太文字で表示されます。
Color Scheme[*]
このボタンをクリックすると、回路図、波形表示プロット、ネットリスト画面の色設定メニューを表示する事ができます。
Open Plot Defs
このボタンをクリックすると、Plot Defsファイルを開く事ができます。Plot Defsファイルには、ユーザー定義関数などを設定する事ができます。なお、Plot Defsファイルの設定については、記事「LTspice入門：plot.defsファイルへの定義登録」を参照してください。
Hot keys[*]
このボタンをクリックすると、Hot Keys(ショートカット)の設定メニューを表示する事ができます。
Directory for Temporary Files[*]
Store .raw and .log data files in a specific directory[*]にチェックを入れると、その下にあるディレクトリ指定欄に記入した場所に、.rawファイルと.logファイルが保存されます。
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