Eagleのライブラリ:デバイスの登録と概要の追加

前回までの記事で、Eagleの新規シンボルと新規パッケージを作成しました。今回は、これらをデバイスに登録したいと思います。
ライブラリに新規デバイスを追加する手順、

(1)ライブラリ作成に必要な情報を集める
(2)新しいシンボルを作成する
(3)新しいパッケージを作成する
(4)新規デバイスを作成して上記のシンボルとパッケージを登録する
の(4)のステップになります。

新規デバイスの作成

ウインドウ上部の”Device”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_1

メニューが表示されるので、”New”欄に新規デバイス名を記入し”OK”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_2

新規デバイスを作成するか確認されるので、”Yes”を選択します。
eagle_new_dev_3

デバイス設定の準備が出来ました。
eagle_new_dev_4

シンボルの登録

シンボルの登録は、ウインドウ左側の”Add”ボタンをクリックして行います。
eagle_new_dev_add_1

使用するシンボルを選択して、”OK”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_add_2

シンボル表示エリアでクリックすると配置できます。
eagle_new_dev_add_3

パッケージの登録

パッケージの登録は、”New”ボタンをクリックして行います。
eagle_new_dev_new_pkg_1

使用するパッケージを選択して、”OK”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_new_pkg_2

パッケージ表示エリアに表示されます。
eagle_new_dev_new_pkg_3

ピン接続情報の設定

シンボルとパッケージの登録が終わったら、ピンの接続情報を設定します。

“Connect”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_connect_1

設定メニューが表示されます。シンボルの”Pin”とパッケージの”Pad”で対応しているものを選択して、”Connect”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_connect_2

全てのピンについて設定が終わったら、”OK”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_connect_3

パッケージ欄に表示されていたマークが”!”消えてチェックマークに変わっています。
eagle_new_dev_connect_4

以上でピンの設定は終了です。

接頭辞の設定

接頭辞の設定は、”Prefix”ボタンをクリックして行います。
eagle_new_dev_prefix_1

この例では、”IC”と設定しました。
eagle_new_dev_prefix_2

デバイス概要の追加

デバイスの概要・説明を追加する事ができます。
eagle_new_dev_description_1

“Description”をクリックします。
eagle_new_dev_description_1a

概要を編集するウインドウが表示されます。
eagle_new_dev_description_2

下欄に、HTML形式で説明文を記入します。上欄がプレビューになります。記入後、”OK”ボタンをクリックします。
eagle_new_dev_description_3

以上でデバイスの登録が完了しました。
eagle_new_dev_description_4

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