LTspice入門:Mac版のファイル作成や保存、その他の操作

Mac版LTspiceのファイル操作のインターフェイスは、Windows版のそれと比べてシンプルです。

操作は、モニター最上部にあるMacのメニューバーで行います。

(File Menu全体)
ltsp_mac_winmnu_2
“File”メニューは、上から、作成およびオープン関連、保存関連、印刷関連の順にレイアウトされています。

新規作成や既存ファイルを開く

ファイルの新規作成は、”File”→”New”で行います。空白のファイルが作成されるので、後述の「名前をつけて保存」で保存します。

(File→New)
ltsp_mac_fnew_list_1
Schematic:回路図
Symbol:回路図用のシンボル
ASCII:ネットリストやライブラリファイル等
の新規作成が可能です。

既存ファイルを開く場合は、”File”→”Open…”です。

(File→Open…)
ltsp_mac_fopen_1

ファイルを開くメニューが表示されます。

(File Open Menu)
ltsp_mac_fopen_2s

開きたいファイルをクリックすれば、既存ファイルを開く事ができます。

(Schmatic Window)
ltsp_mac_fopen_3

“File”→”Open Recent”では、最近使用したファイルを選んで開く事ができます。

(File→Open Recent)
ltsp_mac_fnew_list_2
“Clear Menu”で履歴をクリアできます。

ファイル保存や閉じる

ファイルを閉じる場合は、”File”→”Close”を選択します。

(File→Close)
ltsp_mac_mnubar_fclose_1

ファイルの上書き保存は、”File”→”Save…”で行います。

(File→Save…)
ltsp_mac_mnubar_fsave_1

名前をつけて保存する場合は、”File”→”Save As”を選択します。

(File→Save As)
ltsp_mac_mnubar_fsave_as_1

ファイル保存のメニューが表示されるので、任意のファイル名を指定して”Save”をクリックします。

(File Save Menu)
ltsp_mac_mnubar_fsave_as_2
Mac版LTspiceの場合は、自分用のワーキング・ディレクトリを作成して、そこに関連ファイルを集めた方が管理しやすいと思います。

印刷関連のメニュー

印刷関連のページ設定は、”File”→”Page Setup…”から行います。

(File→Page Setup…)
ltsp_mac_mnubar_psetup_1

ページ設定のメニューで設定します。

(Page Setup Menu)
ltsp_mac_mnubar_psetup_2

印刷は、”File”→”Print”で行います。

(File→Print…)
ltsp_mac_mnubar_print_1

印刷メニューが表示されます。通常のMacアプリと同様に印刷が行えます。

(Print Menu)
ltsp_mac_mnubar_print_2
プリビューも表示されます。またメニュー左下のアイコンで、PDF作成も行えます。

LTspiceの終了

LTspiceの終了は、Macメニューバーの”LTspice”→”Quit”で行います。

(LTspice→Quit LTspice)
ltsp_mac_quit_1

以上が、Mac版LTspiceのファイル操作関連メニューですが、Windows版と比べて、だいぶ異なった構成になっています。

→その他のLTspice関連情報

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