LTspice入門:ライブラリ設定

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LTspiceでライブラリを設定する方法は何通りかあります。

ライブラリ

デバイスあるいはサブサーキットのライブラリは、以下のステートメント内で特性を記述されたものです。

.Modelステートメント:デバイスの特性を記述
.Subcktステートメント:サブサーキットの回路構成を記述

シミュレーションを行うには、使用するデバイスやサブサーキットについて、SPICE Netlist中に直接記述するか、あるいは、これらのステートメントが記述されたファイルの場所を示さねばなりません。

ライブラリの設定方法

ライブラリの設定は、以下の3つの方法があります。

(1) standard.***に追加する
ディスクリート半導体の場合は、
standard.bjt:バイポーラ・トランジスタ
standard.dio:ダイオード
standard.jft:JFET
standard.mos:MOSトランジスタ
に記述する事で、モデルを追加する事ができます。これらのファイは、.Modelステートメント記述の集まりです。モデルの指定は回路図上のコンポーネントを右クリックしてリストから選択する必要があります。

(2) SPICE derectiveで回路図中に直接記述する。
“Edit Text on the Schemtatic”で、”SPICE derective”を選択して回路図中に、.Modelや.Subcktを記述します。手軽ですが長いステートメントや数が多い場合は、現実的ではありません。

(3) .libあるいは、.includeで、ライブラリファイルを読み込む。
まず予め、.Modelや.Subcktでモデルを記述したライブラリファイルを作成しておきます。その上で、.libあるいは、.includeステートメントを回路図中に配置します。

構文
.lib [filename]
.include [filename]

[filename]は絶対パス指定すれば、アクセス権があれば何処でも参照可能です。またファイルサーチパスが以下の順に設定されており、相対アドレスでも指定できます。なお[filename]は拡張子ありで指定します。

Windows版のサーチパス

.lib
[LTspiceIV]\lib\cmp
[LTspiceIV]\lib\sub

.include
[LTspiceIV]\lib\sub

[LTspiceIV]はインストールディレクトリで、デフォルトは、C:\Program Files\LTC\LTspiceIV になります。

Mac版のサーチパス

.lib
/Users/User_Name/Library/Application Support/LTspice/lib/cmp/
/Users/User_Name/Library/Application Support/LTspice/lib/sub/

.include
/Users/User_Name/Library/Application Support/LTspice/lib/sub/

なお、.libと.includeの違いは、ライブラリ設定に関しては、特殊な場合を除いて、特に意識せずに共に使用する事が出来ます。

→その他のLTspice関連情報

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