Eagle Ver.7でULPを利用する方法について解説します。
ULP(User Language Program)とは、Eagleの機能を拡張できる一種のマクロ言語です。以下その入手方法や使用方法を説明したいと思います。
ULPの入手
ULPは、CadSoftのホームページから、様々なものが入手可能です。
Downloads→User Language Progurams (ULPs)にアクセスします。
多くのULPが公開されています。
ULPの実行
ULPは、ウインドウ上部のRun ULPアイコンをクリックすると起動します。
ULPを実行用のウインドウが表示されます。ここでは、例としてインストールディレクトリ/ulpにある、bom.ulpを実行してみます。このULPは、BOM(部品表)をCSVファイルで作成します。bom.ulpファイルを選択して開くボタンをクリックします。
bom.ulpが実行されbom.ulpの設定メニューが表示されます。なお、ULPのファイルを開いた後の動作や表示されるメニューは、各ULPにより異なります。ここでは、設定は特に変えずSave…ボタンをクリックしてみます。
BOM(部品表)のファイルを何処に作成するか聞かれますので、場所を指定して、保存ボタンをクリックします。この例では保存場所はプロジェクトディレクトリにしています。
EagleのプロジェクトディレクトリにBOM(部品表)のCSVファイルが生成されているのが確認できます。
エクセルなどでCSVファイルの中を確認すると、部品表が出力されているのが確認できます。
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