Eagle 7入門：Parts ListとULPによる部品座標出力

Eagle Ver.7のParts Listと部品座標について解説します。

Eagle Ver.7で部品の配置座標を出力するには、Parts ListかULPを利用します。

Parts Listによる部品座標出力

FileメニューのExport→Partlistを選択します。

(File→Export→Partlist)

Export Partlistのメニューが表示されます。保存場所とファイル名を指定して保存ボタンをクリックします。

(Export Partlist)

Partlistのファイルが出力されます。

(Partlist)

Partlistの出力ファイルの中身です。

(Component Position)

部品の座標以外の情報も含まれています。

mountsmd.ulpで部品座標の出力を行う事が出来ます。ULPアイコンをクリックしてメニューから、mountsmd.ulpを選択します。

(mountsmd.ulp)

開くボタンをクリックするとプロジェクトフォルダに*.MNBと*.MNTファイルが出力されます。

(*.MNB and *.MNT File)

出力されたファイルの中身です。

(Component Position)

出力情報は非常にシンプルです。

mountsmd_altium.ulpを使用すると、Altium DesignerのPick and Place形式の部品座標を出力する事が出来ます。ULPアイコンをクリックしてメニューから、mountsmd_altium.ulpを選択します。

(mountsmd_altium.ulp)

Save Fileメニューが表示されます。任意の場所とファイル名を指定して保存ボタンをクリックします。

(Save File)

この例では、プロジェクトフォルダに保存しています。

(*.txt file)

出力されたファイルの中身です。

(Component Position)

実装機へのデータに適した情報が豊富です。

なおULPの入手や詳しい使用方法については、記事「Eagle 7入門：ULP」を参照して下さい。