LTspice入門:Mac版の部品選択と配置

Mac版LTspiceでの部品選択と配置は、右クリックでポップアップするメニューかショートカットキーで行います。

ポップアップメニューによる部品の選択と配置

“Right Click”→”Darft”→”Component”を選択します。

(R Click→Draft→Component)
ltsp_mac_draft_comp_1

部品選択のメニューが表示されるので、配置する部品を選択します。

(Select Component Symbol)
ltsp_mac_draft_comp_2x

回路図で部品を置きたい場所で左クリックします。部品が配置されます。

(部品の配置)
ltsp_mac_place_res_1
部品配置モードからは、右クリックか”esc”キーで抜ける事ができます。

部品シンボルのサーチパス

部品シンボルのサーチパスは、”Select Component Symbol”のTop Directoryに表示されているディレクトリで、ここにあるシンボルファイルが参照可能で回路図に挿入する事ができます。Top Directoryは、リストになっており通常、下記の場所が選択可能です。

1) /Users/User Name/Application Support/LTspice/lib/sym
上記ディレクトリを参照します。
2) 作成している回路図が置かれているディレクトリ

回路図で使用する部品のシンボルを以下のどちらかの場所に置いておきましょう。

1) /Users/User Name/Application Support/LTspice/lib/sym/my_sym
任意のディレクトリ名(この例ではmy_sym)を/sym下に作成して、ここに自分用のシンボルファイルを置いておきます。
なおディレクトリを分けるのは、
・リニアテクノロジー提供のシンボルと区別ができる様にする為
・アップデートの影響などを避ける為
です。(推奨しませんが、原理的には、直接\sym下に自分の作成したシンボルを置く事は可能です。)

2) 作成している回路図が置かれているディレクトリ
単純な方法ですが非常に無難で、以下の様なメリットが挙げられます。
・過去の回路図を開くときも、間違いがない
・設計者間でデータを受渡しする際に、便利で間違いがない

Windows版と同様、ここでは、(2)を推奨しておきたいと思いますが、状況によって適した方法をとれば良いでしょう。

ショートカットキーによる部品の選択と配置

部品配置のショートカットキーは”F2″になります。Mac版LTspiceでは、ショートカットキーによる操作が効率的です。ショートカットキーによる操作一般については、記事「LTspice入門:Mac版のショートカットキー」を参照して下さい。

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