Eagleの使い方:回路図ファイルの基本操作とインターフェース

前回の記事では、Eagleの回路図を作成しプロジェクトのフォルダに保存しました。今回は、既存のファイルに対する基本操作方法を取り上げたいと思います。

回路図ファイルを開く

回路図ファイルを開くには、コントロールパネルに表示されている回路図ファイルをダブルクリックします。
eagle_sch_fopen_1

あるいは、File → Open → Schematicを選択するとファイル選択メニューが表示されるので、そこからファイルを開きます。
eagle_sch_fopen_2

回路図ファイルを上書き保存する

回路図を上書き保存するには、回路図画面の上部にあるSaveアイコンをクリックします。
eagle_fsave_2

あるいは、File → Saveでも保存できます。
eagle_fsave_1

回路図ファイルを印刷する

回路図を印刷するには、回路図画面上部のPrintアイコンをクリックします。
eagle_fprint_2

あるいは、File → Printからでも印刷が行えます。
eagle_fprint_1

印刷メニューは次のような画面です。
eagle_fprint_3
主な印刷設定メニュー
Printer:プリンターを選択します。
Paper:用紙を選択します。
Orientation:用紙の向きを指定します。(Landscape=横、Portrait=縦)
Alignment:印刷基準点を指定します。
Area:印刷範囲を指定します。
Scale:Scale Factorで拡大率を指定できます。
Sheets:印刷するシートを指定できます。
Options:その他の設定です。

右側に印刷プレビューが表示されますので、それを見ながら調整を行いましょう。

回路図画面のインターフェース

以上、回路図ファイルの基本操作を見てきましたが、回路図ファイルを開くと次の様な画面が表示されます。
eagle_sch_window_1

回路図のインターフェースは、大まかには以下の様に配置されています。
eagle_sch_window_1b

A:ファイル操作を始めとするメニューが一通り並んでいます。
B:ファイル保存や画面の拡大等の使用頻度の高いアイコンが並んでいます。
C:選択している作図系のアイコン(次項D)の設定メニューが表示されます。
D:回路図作図する為のアイコンが並んでいます。

アイコンやメニューの数が多いですが、最初から全てを憶える必要はありません。アイコンについては、マウスのカーソルを合わせて数秒すると説明がポップアップするので、それを参考にしましょう。
eagle_icon_message

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