LTspice入門:Mac版の部品定数(プロパティ)設定

LTspcieで配置した部品の定数はプロパティで設定できます。

部品を右クリックすると、プロパティ設定のメニューが表示されます。

抵抗のプロパティ

抵抗にカーソルを合わせると、ウインドウ上部に下図のメッセージが表示されます。

(Right click to edit R*)
ltsp_mac_set_r_param_1

抵抗を右クリックするとプロパティ設定のメニューが表示されます。

(抵抗のプロパティ)
ltsp_mac_set_r_param_2
プロパティでは、以下の項目が設定できます。
Resistance[Ω]:抵抗値

容量のプロパティ

容量にカーソルを合わせると、ウインドウ上部に下図のメッセージが表示されます。

(Right click to edit C*)
ltsp_mac_set_c_param_1

容量を右クリックするとプロパティ設定のメニューが表示されます。

(容量のプロパティ)
ltsp_mac_set_c_param_2
プロパティでは、以下の項目が設定できます。
Capacitance[F]:容量値
Series Resistance[Ω]:等価直列抵抗値
Series Inductance[H]:等価直列インダクタンス値
Parallel Resistance[Ω]:等価並列抵抗値
Parallel Capacitance[C]:等価並列容量値
Manufacturer:製造メーカー
Part Number:型名
Type:容量のタイプ

インダクタのプロパティ

インダクタにカーソルを合わせると、ウインドウ上部に下図のメッセージが表示されます。

(Right click to edit L*)
ltsp_mac_set_l_param_1

容量を右クリックするとプロパティ設定のメニューが表示されます。

(インダクタのプロパティ)
ltsp_mac_set_l_param_2
プロパティでは、以下の項目が設定できます。
Inductance[H]:インダクタンス値
Peak Current[A]:ピーク電流値
Series Resistance[Ω]:直列抵抗値
Parallel Resistance[Ω]:並列抵抗値
Parallel Capacitance[C]:並列容量値
Manufacturer:製造メーカー
Part Number:型名

以上、受動部品ですが、抵抗値、容量値、インダクタンス値以外は省略可能です。また能動部品は、モデルを選択するという形式をとるので、プロパティのメニューは確認のみです。

ダイオードのプロパティ

ダイオードにカーソルを合わせると、ウインドウ上部に下図のメッセージが表示されます。

(Right click to edit D*)
ltsp_mac_set_d_1

ダイオードを右クリックするとプロパティのメニューが表示されます。

(ダイオードのプロパティ)
ltsp_mac_set_d_2
プロパティでは、以下の項目が確認できます。設定はできません。
Diode:ダイオードの名前
Manufacturer:製造メーカー
Type:ダイオードの構造タイプ
Breakdown Voltage:逆耐圧(ブレークダウン)電圧
Ave. Forwart Current Rating:平均順方向電流

MOS FETのプロパティ

MOS FETにカーソルを合わせると、ウインドウ上部に下図のメッセージが表示されます。

(Right click to edit M*)
ltsp_mac_set_m_1

ダイオードを右クリックするとプロパティのメニューが表示されます。

(MOS FETのパラメータ)
ltsp_mac_set_m_2
プロパティでは、以下の項目が確認できます。設定はできません。
MOSFET:MOSFETの名前
Manufacturer:製造メーカー
Polarity:MOS FETのタイプ nmos か pmos
Max Vds[V]:ドレイン-ソース間電圧
Rds(on)[mΩ]:オン抵抗
Qgate[nC]:ゲート電荷値

BJTのプロパティ

BJTにカーソルを合わせると、ウインドウ上部に下図のメッセージが表示されます。

(Right click to edit Q*)
ltsp_mac_set_q_1

BJTを右クリックするとプロパティのメニューが表示されます。

(BJTのパラメータ)
ltsp_mac_set_q_2
プロパティでは、以下の項目が確認できます。設定はできません。
Transistor:BJTトランジスタ名
Manufacturer:製造メーカー
Polrarity:BJT Trのタイプ npn か pnp
Vceo[V]:コレクタ – エミッタ間電圧
Max colltector current[A]:コレクタ電流

→その他のLTspice関連情報

Sponsored Link