SPICE入門:独立電圧源の単一周波数FM設定

独立電圧源(Independent Voltage Source)の単一周波数FM設定について、解説します。

独立電圧源で、単一周波数FMの設定を行う記述方法は以下の通りです。

Berkeley SPICE2, HSpice, PSpice, XSpice, LTspice
Syntax:
Vxxx n+ n- SFFM(VO VA [FC] [MDI] [FS])

VO:DCオフセット電圧 [V]
VA:振幅電圧(Peak-to-Peak電圧の半分) [V]
FC:キャリア周波数 [Hz]
MDI:変調度
FS:変調周波数 [Hz]

Example:
V1 N001 0 SFFM(0 5 1000 1 100)

LTspice XVIIの回路図では、部品配置のメニューで、

“C:\Users\Username\Documents\LTspiceXVII\lib\sym”

にある、”voltage”を選択します。設定メニューの”Advanced”をクリックすると、上記のパラメータを設定するメニューが表示されるので、設定メニューのFunctionsで、

SFFM(Voff Vamp Fcar MDI Fsig)

にチェックを入れてると、独立電圧源の単一周波数FMが使用できます。

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